専門外来・健康診断・予防接種

禁煙外来

タバコを吸っている方へ

喫煙は肺がんをはじめ様々な疾患リスクを高めることが明らかになっています。健康を意識してやめよと思うがなかなかご自身ではやめられないのが現状と思います。今は病院で薬を使った禁煙治療を受けることができます。タバコをなかなかやめられないニコチン依存症は一人で克服するのは困難です。当院のスタッフがサポートさせていただきますので禁煙を成功させましょう。

禁煙外来の治療

禁煙のための貼り薬と飲み薬があり、患者様のご希望に合わせて処方します。また、治療期間中は吐く息に含まれる一酸化炭素濃度を測定したり、カウンセリングをしたりすることで、禁煙を続けていくためのサポートをします。ニコチン依存症であると診断された方は、禁煙治療に保険が適用されますので、まずはお気軽にご相談ください。

保険の適応条件は以下の4項目です。
・ニコチン依存症のテストが5点以上
・一日の平均禁煙本数×これまでの喫煙年数が200以上
・禁煙をすぐに始めたいと考えている
・禁煙治療を受けることを文書にて同意をしている

舌下免疫療法(スギ花粉・ダニ)

アレルギーとは

ある特定の物質に対して免疫が過剰反応してしまうことをアレルギーと呼んでいます。スギ花粉症の場合はスギ花粉に対するアレルギーでくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった症状が出てきます。通常、こういったアレルギー症状に対しては炎症を抑える薬で治療します。しかし、根本的に治療するためには免疫の過剰反応を抑える体質改善の必要があり、その方法の一つが「舌下免疫療法」です。「舌下免疫療法」は、スギ花粉やダニなどアレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与し、徐々にからだをアレルゲンに慣らし、症状を和らげる治療法です。

舌下免疫療法の進め方

舌下免疫療法では、スギ花粉やダニのエキスを毎日舌下して体内に取り込み、身体がアレルギー物質に慣れて過剰な免疫反応をしないようにします。初回のみ副作用を確認するために院内で投与しますが、問題がなければ翌日から自宅で行っていただきます。1日1回、少量から服用をはじめ、1-2週間は徐々に増量していきます。その後は、維持量を3-5年間継続して服用します。また、スギ花粉舌下免疫療法は、花粉飛散シーズンに治療を開始すると強いアレルギー反応が出ることもあり、この時期に治療開始することはは望ましくありません。よってスギ花粉の非飛散時期(6月~12月)に治療を開始することとなります。ご希望される方はまずはお気軽にご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気で、「10秒以上の無呼吸が一晩に30回以上」または「1時間当たり5回以上」であることを言います。呼吸が止まったまま、窒息死するわけではありませんが、睡眠の質が著しく低下し起床時の倦怠感や頭痛、昼間の異常な眠気などを引き起こします。また、動脈硬化を促進させることもあるため、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まります。自分で睡眠中の呼吸が止まっていることを知るのは難しいため、しっかり眠れてる感じがしない方や、ご家族にいびきを注意される方は、まずは一度検査を受けてください。

睡眠時無呼吸症候群の診断・治療

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査は、簡易検査機器を使ってご自宅で行うことができます。簡易検査で判断が困難な場合には、入院検査ができる施設をご紹介させていただくこともあります。睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、就寝時にCPAPと呼ばれる装置を使っての治療が主となります。

薄毛治療(男性型脱毛症:AGA)

薄毛には様々な原因がありますが、若くして額が上がってきたり頭頂部が特に薄くなってきたりしている場合は、男性型脱毛症(AGA)である可能性が高いでしょう。AGAは、内服薬で治療することが可能です。お薬は厚生労働省の認可を受けていますが、保険適応にはならないので自費診療となります。費用は月5500~9700円となります。薄毛が気になる方はまずはお気軽にご相談にいらしてください。

健康診断

当院では、病気の早期発見・予防を目的とした健康診断を実施しています。勤め先から健康診断の案内を受けた方、就職活動のための健康診断書が必要な方、大田区から各種健康診断(特定健康診査、肺がん検診、大腸がん検診、前立腺がん検診、肝炎ウイルス検診)の案内が届いた方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

検査結果に基づいて生活習慣のアドバイスをしたり、必要に応じて精密検査をして当院で治療を開始することもできます。

予防接種

当院では、各種予防接種を実施しています。主に行っているのはインフルエンザ、肺炎球菌、麻疹・風疹、日本脳炎、DTなどですが、他の種類でも対応できるものもありますので、まずはご相談ください。

予防接種の種類

●インフルエンザ
例年、初冬から春先にかけて流行します。特に高齢者や身体の弱っている方は、重症化するケースもあります。ワクチンが十分な効果する期間は接種後2週間から約5か月とされていますので、できるだけ11-12月にはワクチンを接種しておくようにしましょう。

●肺炎球菌(高齢者向け)
肺炎は日本人が死亡する原因として3番目に多く、その中でも特に多いのが「肺炎球菌」と呼ばれる細菌による感染症です。特に高齢者は肺炎の重症化による入院なども多いため、はやめにワクチンを接種しておくことが大切です。

●風疹
女性は、妊娠初期に風疹を発症すると、障害を持った赤ちゃんが生まれてくる可能性が高くなります。そのため妊娠を予定されている方は、パートナーとともに必ず風疹の予防接種を受けておくようにしましょう。大田区にお住まいの方は、区の助成によって無料で予防接種を受けられます。

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●日本脳炎
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気です。

予防接種スケジュールは下記サイトを参考にしてください。

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往診・訪問診療

歩けないほど身体の状態が悪い、車がないなど、どうしても通院することが難しいご状況にいる患者様もいらっしゃるかと思います。当院では、そういった方向けに往診・訪問診療を実施していますので、ご希望される方はお問い合わせください。